読書をする目的は何だ?
読書と聞いて最初にイメージするのは
どんなことだろうか?
読書の秋、図書館、眠くなるなど色々
ありますよね。
でも、共通して言えることは知識を
つけるということではないでしょうか。
さて今回は”読書をする目的は何だろう”を
テーマに考えていこうと思います。
こんな方にこの記事はオススメ!
●読書をしてもなかなかインプット出来ず
に悩んでいる方
●読書を効率的に行っていきたい方
●忙しくて読書の時間を作るのが難しい方
このような方にはオススメです。
何かを学びたくて読書を始めたのに内容
をインプット出来ない。
覚えたのにすぐに忘れてしまう。
このような悩みを抱えている人は結構少な
くないという印象があります。
そんな僕もこのような悩みを持っていた
ことがあったのです。
どうして、そのような感情が生まれたのか
様々な要因があると思うけど、大きな要因
の正体は”読書の目的がない”ことではない
でしょうか。
目的のない行動は精神的にもしんどくなる
ように、読書にも同じことが言えるのでは
ないでしょうか?
読書において、どうして目的が大切なのか
という点を掘り下げて考えていきます。
【読書は目的ではなくて手段である】
結論から言うと、目的がない読書が効率的
ではないのは、”読書という行為は目的では
なく手段”であるからなのです。
生きていく上で読書はしなくても問題ない
ですよね。
しなくても生きていくことが可能という
ことは”必要性が迫っていなければしな
い”と言い換えることも出来ますよね。
必要に迫られないと出来ないことならば
必要に迫られていない状況でやろうとす
るのは結構しんどくなりますよね。
学生だった頃を思い出すとわかりやすくて
いいのではないでしょうか。
化学の元素記号や○○○年の歴史上の出来事
など、日常生活を過ごす中で使うことのない
ことってたくさんありますよね。
ということは普段使うことがないのに勉強
するなんて意味がわかんない。無駄だ。
と言いたくなる気持ちもわかりますよね。
元素記号に詳しくなくても仕事はできるし
歴史に詳しくなくても旅行に行くことはでき
ますからね。
なので勉強することが目的になると大抵の
方はしんどくなるんですね。
しかし、勉強を楽しく出来る方がいるのも
事実です。
僕の周りにも一日10時間以上勉強をする方
がいました。それも毎日です。
しかし、そういう人って勉強が楽しくて
長時間やっているわけではなくて、勉強の
先に目的があるからなんですね。
【受験があるから毎日10時間も勉強するのか?】
受験生がいい例ではないでしょうか。
受験生はスゴイですよね。
僕が受験生の時は毎日5時間以上は机に
向かい、10時間以上やってしまう時が
ありました。きっと10時間以上する方
もザラにいると思います。
尊敬してしまいますよね。
そんな凄みのある彼ら達は勉強を好き
でやっているのでしょうか?勉強が好
きで10時間以上勉強をしているという
よりかは”合格という目的があるから
勉強をしているという方が圧倒的多数
を占めるのではないかと思います。
結果として勉強が好きになったという
方が多いのも事実としてありますが。
合格という目的なくして毎日10時間
以上も勉強に費やす人はどれだけいる
のでしょうか?
ほとんどの人に共通して言えることは
●勉強は合格するための手段であること
●勉強することを目的としていない
といえるのではないでしょうか。
受験よりも大切なことがある人は勉強が
目的達成の手段になりえないとも捉える
ことが出来ますよね。ですからどうして
もインプットすることや、効率的に行う
ことが難しくなるんですね。
そして受験を例にしましたが読書にも
同じことが言えるんですね。
読書が手段になっていれば、順調に読み
進めることは出来ますが、読書自体が
目的になってしまうと読み進めることが
出来ないケースも増えていきます。
【読書する目的がある人の強さ】
読書することに意味がないわけではない
ですよ。
読書することでストレスの軽減や、頭が
良くなる、健康状態も改善。といった
研究結果が証明されています。
ただ、先程からお話しているように読書
が目的になるとツラくなりますし、継続
も難しくなりますよね。
そして学習の効率性では目的のある方には
敵いません。
理由は、目的があって読書している人は
”読書で得た知識を活用、実践する機会が
圧倒的に多い”からなんですね。
わかりやすい例として、ダイエットの本
を知識として読むことと体重を減らしたい
と思っている人が読むのとでは結果が違う
ことは簡単に想像出来ますよね。
知識としてダイエットの本を読んだ人は
生活習慣を改善し見直そうと思っていても
実践するに至らず、何も変わらないという
事実だけが残り、せっかく選んで購入した
本も最後まで読み進めることが出来ないの
ではないでしょうか。
本を購入した人が実践している事実がある
なら、こんなにたくさんのダイエット関連
の本は溢れることは少なからずないですよ
ね。
逆にいつまで○○キロ痩せて、お気に入り
のあの服を着るんだ!というように思って
いれば、”この方法は自分に合っているん
じゃないだろうか、いままで食べたいだけ
食べていたけどこれくらいに控えて、運動
はウォーキングから初めてみようかな。と
いった感じに行動に落とし込むことで成功
確率も上がります。
勉強したからといって志望校に合格できない
ケースもダイエットが失敗するケースもあり
ますが、どちらのケースが行動に移す確率が
高いかは一目瞭然でしょう。
そして、インプットしただけで満足しないで
アウトプットすることがとても大切です。
よくいうノウハウコレクターにならずアウト
プットする習慣があることで理解力に大きな
差が出てきます。
読書が目的化すると、読書することの理由も
薄くなり、行動する可能性も低くなります。
ですから目的のある読書と比較すると学習の
効率性は落ちてしまうんですね。
だから読書をする際は目的を持って行うこと
が大切なんですね。
【大きくなくても小さな目的を作る】
目的を作ると言われて、すぐに見つける
ことが出来る人は少ないと思うのは僕
だけでしょうか?
多くの人が同じ考えを持っているのでは
ないでしょうか。
本にも様々なジャンルがあるように楽し
み方も違ってきますよね。
いずれも共通して言えることは読む前に
目標や目的が明確でなければ学習の効率
を上げることは難しいです。
そして、アウトプットする場を用意する
ことは有効的であって、アウトプットに
のSNSを活用するといいのではないで
しょうか?
まず読書することの必要性に迫られる状況
を作り出していくことが大切です。
色々と工夫し、オリジナル性を出していく
ことで身になることは多いです。
【まとめです】
●読書は目的ではなくて手段である
●読書が目的になることで学習の効率は
落ちてしまう
●読む前に明確化された目的を持つ
このように読書することの先に目的がある
ないで大きな差が出てきてしまいます。
ですから自分の心が望む未来に繋がるような
理由を作り、少しでも読書に関心が向くよう
にマインドセットしていきましょう。