苦手を受け入れ自分らしく生きるコツ!無理に克服しなくていい!
苦手なことは誰にでもあるように、あなたが得意なことを苦手な人もいて、世の中は成り立っています。そんなわたしは、会社での人間関係や飲み会が苦手で、価値観の合わないことに相槌をうっている自分を想像するのも嫌でした。
そんな苦手なことがあった私が、自分らしく生きていくために大切にしていることをまとめてみました。
【苦手は無理に克服しなくていい】
苦手なことを克服しようとする精神や行動は素晴らしい。多くの人が声を揃えて、そのように思うのではないでしょうか。
しかし、その苦手なことを克服するために、何度も試行錯誤しながら挑戦するも、克服できない!なんてこともありますよね。
苦手だからといって、全く手を付けない!というのは違うと思いますが。
そして、克服できない結果だけを見て「自分はダメな人間だ」と思ったとしても、それが自分の全部と思う必要はありません。
苦手なことに向き合うことは、苦痛以外の何物でもないんです。
【苦手の克服は難易度が高い】
苦手なことを克服することばかりを考えないほうが、圧倒的に人生は楽になります。
そして、苦手なことが上手にできたら、克服する必要もなくなります。当たり前なことを言うな!と思ってしまいますよね。
しかし、よく考えてみてください。想像してみてください。
苦手なことに向き合っている自分を、楽しそうにやっているなと想像することができるでしょうか?
どちらかというと、やりたくないことやって、上手くいかないことにイライラして、自信をなくしている姿が想像できるのではないでしょうか。
そんな状況に自分がおかれていたら、苦手なことを克服するなんて無理なんです。だから、苦手なことの多くは苦手なまま放置されていることが多いんですね。
そして、勘のいいあなたは、ここまでして苦手なことに向き合うのは、時間の無駄じゃないかと思ったのではないでしょうか?私は、それが正解だと思っています。
そして、苦手なことが克服されたとしても、それは、自分の中のマイナスがゼロに近づいただけであって、多くのメリットがあるわけではないんですね。
苦手なことが、今まで以上に苦手にならないようにしていく必要はあるかもしれませんが、貴重な時間を使い、克服しようと考え、行動する必要はないのではと、私は思っています。
【苦手なことよりも得意なことを伸ばそう】
苦手なことをしていると、すぐ疲れがピークに達します。そして、克服しようなんて思わなくなります。根性・忍耐・時間を必要とするため、余程のことがない限り、継続することは難しいです。
それに比べ、得意なことをしているときは、多くのメリットがあります。
- ストレスなく行うことができる。
- 誰よりも能力を発揮しやすい。
- 情報の感度が上がる。
このように、苦手なことをするよりも、得意なことを伸ばしていくことのほうが、多くのメリットがあるにも関わらず、苦手なことを考え過ぎてしまいます。
苦手なことを3年継続した場合と、得意なことを3年継続した場合では、間違いなく人生の豊かさに大きな差が生まれます。
だからこそ、苦手なことを第一に考えるべきではないと、私は思っています。
【どうして苦手意識は生まれるのか】
「苦手」というのは、自分の価値観によって生まれるものだと理解しておきましょう。
個性のため「良い」「悪い」ではありません。
誰でも、「得意」「不得意」があります。
不得意なことを、ずっと頑張る必要もなく、苦手なことがあるのは当然です。
苦手なことがあっても、自分を否定したり、自信をなくす必要はないです。
そもそも、苦手なことがない人は存在しません。
苦手なことにとらわれて、立ち止まっても、人生は進んでいきます。
人生は、限りがあるからこそ、「やること」「やらないこと」を取捨選択していく必要があります。
私は、お金の管理が苦手でした。苦手にも関わらず、計画性もなく、自分の欲求のままにお金を使っていました。
「お金が少しでも貯金できたらいいな」と思うくらいで、緊急性がないから、切実さもなく、本気でお金について考えることもなかったんです。
ですが、「生きてく上でお金は大切」「大切なのに苦手」、そんな状況に身をおいているのは考えものです。人生の質にも直結します。
「お金の管理が苦手」だと、短期的には問題が少なくても、長期的には大きな問題になっていきます。結婚資金、住宅ローン、老後資金、どれも大きなお金が必要になります。
そして、ここで大切になってくるのが、「その苦手は問題なのか?」ということです。
放置することで、相当な支障が出てくる場合、その分野の専門家に相談するなど、自分ひとりで抱え込まないことが大切です。